僕は漫画を描く時、コピー用紙に下描きしてから、その上に原稿用紙を重ね、トレース台で照らしながら本描きするスタイルなのだが、本日未明、不慮の事故により、長年の相棒であった「A2サイズのトレース台」が亡くなった。
享年(5歳くらい)
中の蛍光灯がチラつきだしたので、思い切って分解してみたのが失敗だった。
このトレース台、値段が安いためか、蛍光灯の交換を想定していなかったのだろう。アクリル板は強力な粘着テープで台に固定されており、無理に引き剥がそうとしてこうなった。
アクリル板が割れやすい素材と知らなかった。
値段の割りに随分長くこの台を愛用していた僕はしばらく呆然とした。
どうしよう・・・トレース台って結構高いぞ
漫画を描くのに少しでもコストをかけたくない僕(トーンも最小限に抑えたい)は過去に思案していたことを思い出すのである。
それはいざ実行しようとして、面倒だという理由で避けていた、ある思考だった。
そうだ、自作すべ
(自作編へ続く)